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物価が必ず上がる日本で「投資しない」はリスクになる
投資は怖いと思っている人に贈る「積立投資」のススメ

“投資は怖い?いや、しない方が怖い”ーー 「#世界最速で日経新聞を解説する男が教える」、20代から投資をはじめた方が良い理由-

株暴落のシグナルは「コツコツドカン」

徳田葵氏(以下、徳田):質問が来ています。「株価が暴落する前の何らかのシグナルがあれば教えてください」というコメントです。

南祐介氏(以下、南):これは複雑なんですけど、みんなが楽観視したら、もう暴落が近いと思います。株の構造って、シンプルに言うと「コツコツドカン」なんですよ。

徳田:コツコツドカン?

:この心理は20年後も100年後も絶対変わらないです。株価は時間をかけてコツコツ上がって、あるところでドカンと落ちるんですよ。それは何で起きるかというと、みんな横並びで見ているからなんですよ。

徳田:はい。

:例えば、生命保険会社とか年金とかって、人からお金を預かって何百億円、何千億円ってお金を持って、それを株式に投資するじゃないですか。横並びの動きをめちゃくちゃ見るんですよ。

徳田:なるほど!

:だからコツコツ上がっていって、みんなが楽観視している時。これが暴落のシグナルです。

徳田:なるほど。

:これめちゃめちゃ複雑です。でもコツコツドカンっていうのは絶対50年後も100年後も変わらないです。

80年間で日本の物価は2000倍に

:物価が必ず上がるという話なんですが、例えば1940年のおにぎり1つの価格って、今100円くらいですけど、いくらだと思いますか?

徳田:え、高いのか安いのかどっちなんだろう? 200円とか?

:200円! 違います!(笑)。正解は、5銭ですね。

徳田:え!?

:今の物価の1/2000でございます。

徳田:そうなんですか!

:要は、日本銀行がお金を発行し続けているので、長期的な目線で見ると必ず上がっているんですね。

徳田:なるほど。

:具体的に言うと、2011年から2020年にかけては、通貨の供給量って5倍になってるんですよ。本来は物価も5倍、収入も5倍になっているはずなんですけど、日本はゆがみがあって、物価が上がりきっていないんです。

徳田:黒田総裁ですね。

:この黒田さんは、日本の経済を見ながら物価を上げたいと思ってるんですね。

物価は絶対上がるからこそ、投資をしないリスクがある

:なぜそもそも物価を上げたいかって言うと、理由があります。その理由は、日本って国債で借金をしているんですが、その国の借金を、実は物価を上げることによって実質的に価値を半分にできたりするんですよ。

徳田:なるほど。

:その2000倍って、例えば1940年に車を買いたい人って、1000円で買えたんですよ。でもその1000円をタンスに入れたまま70年間経って取り出したら、車を買うどころかランチして終わりという。

徳田:そうですよね。

:これが投資をしないリスクです。なのでみなさん投資をしましょうという話でした。

徳田:しかるべきタイミングで投資をするってことですか?

:まあでも正解が分からないし、長期的視点で見たら必ず上がるので、何も考えずに投資をするのもある意味正解っちゃ正解です。

徳田:必ず上がるんですね。

:必ず上がります。ただ、すごく長期的視点なので、この前の日経平均株価が1000円下がりました、パニックだみたいな話は違います。なので投資は怖いって思っている方が多いと思いますが、逆に投資をしない方が怖いんです。

徳田:なるほど。

今の日本の物価がなかなか上がらない理由

徳田:「なぜ今、物価が上がらないの?」と質問が来ています。

:それはですね、すごい歪んでるんですよ、日本って。日銀が、大企業にだけ投資をしているんですね。ただ、その大企業の人たちや社長さんとか役員の人たちってクビになりたくないんです。

徳田:そうなんですね。それはもちろん対策はしているんですよね?

:黒田さんが投資を促す制度だったりとかをするんですけど、今は全く動いていない状況ですね。

徳田:なるほど、そうなんですね。

少額から投資ができる「投資信託」のススメ

:株式に投資する上で、元手が必要なんですね。例えばSonyは70万くらいが必要だったり。任天堂の株を買いたいときにいくら必要か知っていますか?

徳田:100万くらいですか?

:正解は4~500万円くらいです(笑)。

徳田:おー(笑)。

:それくらいないと株買えないんですよ。基本的に株式投資って元手が大きくないと買えないんです。でも、僕の意見として、月に3000円だろうが月10000円だろうが投資をした方がいいんですよ。

徳田:あります。でも説明しろって言われたら出来ないです。

:さっきもお伝えした通り、要は、いっぱいみんなからお金を集めて、それを代わりに運用しますよというものです。その運用手数料として、1パーセントですとかをもらって、その代わりプラス30パーセントとかプラス50パーセントを目指しますというのが投資信託です。

徳田:必ず上がるんですか?

:ものすごく長期で見ればです。30年とかのスパンで見れば必ず上がります。

「つみたてNISA」がノーリスクハイリターンである理由

:結論から言うと、「つみたてNISA」で年間40万円、月3万3000円で投資することはノーリスクでハイリターンです。

徳田:え、そうなんですか?

:要するに、長期的に見ると、株価って必ず上がるんですよ。

徳田:なるほど。

:だけどつみたてNISAはであれば、その20パーセントは課税されないので、利益の100万円をそのまま得られるという制度でございます。

徳田:そうなんですね。

お金に興味を持つことで、「日本の大問題」の解決につながる

:これを始めるといいことがあって、これはお金に換算できない価値なんですけど、例えば大学生にとって3000円って結構でかいじゃないですか。一か月後にプラス1パーセントになっていましたと。その時に額はそんなに大きくないじゃないですか。1パーセント上がっても3030円なので。

徳田:確かに!

:この1パーセントがなんで上がったんだろうかって、世の中に興味を持つこと、これが超大事なんですよ! 投資リスク お金に対して興味を持つことじゃないですか。そしたら税金に対しても興味を持つんですよ。税金に興味を持ったら、政治じゃん、今度選挙あるじゃん、じゃあ選挙行かなきゃ! ってなるんですよ。

徳田:全部が繋がりますね。政治にも繋がると。

:全部つながっています。

積み重ねていくことで得られる「複利」の威力

:みなさん、「複利」という言葉を聞いたことがありますか?

徳田:複利、あります。

:シンプルに言うと、雪だるまをイメージしてください。雪だるまは、最初はちっちゃいですよね。だけど転がるにつれてどんどん大きくなっていく。これが複利ですね。

徳田:どんぐらいになるんでしょうかね。

:正解は、20倍です。40万円だったら800万円になります。

徳田:え、ほんとですか!?

:これが複利の威力です。最初は2か月間で2.7パーセントってしょぼそうじゃないですか。だけどそれを積み重ねていくと、すごいことになるんですよ。これが投資しないリスクですよね。

投資はやらない方が損

徳田:なんで投資しないんだろう、じゃあ。

:(笑)。それは思考停止して、義務教育でも教えず、テレビでは芸能人のスキャンダルとかばっかやってるからですね。本来は、テレビでつみたてNISAとかをやるメリット等を教えるべきなのに、なぜかみなさんは芸能人に興味があるからですね。

徳田:そっか. なるほど。

:なので、やってください。途中途中で凹みがあるんですよ、リーマンショックとか。だからマイナスになる月もあるんですが、その月って逆にチャンスで、減った時こそ買い時なんですね。だからやらない方が損ですね。これが複利の威力です。

徳田:えー、20センチメートル?

:残念。正解は、地球から月までの高さになります。

徳田:え、そんなことあります!?

:38万キロメートルです。これが複利の威力です。

徳田:なるほど。投資はしっかり学んでおけば、決して怖いものではないですね。先生今日はありがとうございました!

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株式集中投資のリスクに関する5つの疑問

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*マーティン・クレマーズ氏とアンチ・ペタジスト氏による英語の論文「How Active Is Your Fund Manager? A New Measure That Predicts Performance(ファンド・マネジャーはどの程度アクティブか。パフォーマンスを予測する新たな指標)(仮題)」(2009年3月31日)

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リスクとリターンについて

POINT1

資産分散

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POINT2

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POINT3

通貨の分散

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POINT4

長期投資

長期投資

特性(リスクや収益性)の違う複数の資産や銘柄に分けて投資することにより、リスクを分散しながら目標とするリターンを期待できるような「効率的な組み合わせ」を模索しながら、ご自身のポートフォリオを構築しましょう。

リスク管理

リスク管理態勢 リスク管理態勢

債務者格付等を基礎に統計分析を行い、与信ポートフォリオ全体が内包する信用リスク量を計測しています。信用リスク量は、一定の確率で生じ得る最大損失から平均的に発生すると予想される期待損失(EL:Expected Loss)を差し引いた非期待損失(UL:Unexpected Loss)によって把握されます。
また、債務者格付の水準に応じて定める基準残高に基づき大口管理先を特定し、管理方針を立案し随時モニタリングを行っています。

投資リスク

類型 主なリスク リターン
企業メザニン 信用リスク等 配当等
企業投資(上場株含む) 事業リスク
マーケットリスク
キャピタルゲイン
不動産・インフラ等 資産価値変動リスク
運営主体による
運営リスク等
インカムゲイン

個別案件の与信管理

個別案件の与信管理 個別案件の与信管理

ポートフォリオ管理

市場リスク

金利リスク

金利リスクとは、金利の変動に伴い損失を被るリスクのことで、資産と負債の金利または期間のミスマッチが存在しているなかで金利が変動することにより、利益が低下ないしは損失を被るリスクです。
DBJでは、金利感応度(Duration及びBasis Point Value)、VaR (Value at Risk)といった多面的な指標を用いたモニタリングを行うと共に、ALM・リスク管理委員会が定めたALM方針に基づき、金利リスクを適切にコントロールすることを通じて、全体の金利収支や経済価値の最適化を図る経常資産負債の総合管理を実施しています。

為替リスク

市場性信用リスク

デリバティブ取引に伴うカウンターパーティリスクについて、金融機関取引は、信用力に応じた限度枠管理をしており、中央清算機関の利用及び相対のCSA(Credit Support Annex)契約による証拠金授受によりリスク低減を図っています。また、事業法人等顧客取引は、会計基準に即したCVA(Credit Valuation Adjustment)を計測し、その変動リスクについても統合リスク管理の枠組みのなかで管理しています。

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